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ABOUT
V I K I (ヴィキ)
Biography
「時間のささくれ」をテーマとし作品を制作する。レシートをモティーフに作品を制作する。日本全国からレシートを集め、作品にするプロジェクトを行っている。2015年からアイロンとレシートを使ったライブアートパフォーマンスを開始。熱を与えると変色する感熱紙の特徴を生かし、熱でドローイングする。ほか、壁画、油画、インスタレーション、グラフィックデザインなど、活動は多岐にわたる。
Exhibition
2021 個展「#君って、、、」(TAKU SOMETANI GALLERY / 東京)
2020 「TAGBOAT ART SHOW」
グループ展「特別展|gift from..... to.....」(gallery fu / 神奈川)
「100人10」
個展Narrative Fragments もうひとつのあなたと、わたしと、せかい」
(ギャラリー自由が丘/東京)
第14回 藝大アートプラザ大賞展 準大賞受賞(藝大アートプラザ/東京)
「三菱商事アート・ゲート・プログラム」
「ターナーアワード2019」入選(ターナーギャラリー/東京)
2019 14th TAGBOAT AWARD (世田谷ものづくり学校/東京)入選
2th アートハウスおやべ現代造形展(アートハウスおやべ/富山) 入選
個展 「TSUNAGU GALLERY vol.9」(国際紙パルプ商事1Fエントランス/東京)
「SICF20」(青山スパイラル/東京)
「アートオリンピア 2019」学生部門入選
「AFAF AWARD 2019」入選(福岡アジア美術館/福岡)
「IndependentTokyo2019」染谷琢賞受賞(ヒューリックホール/東京)
「コミテコルベールアワード2019」入賞 (東京藝術大学美術館/東京) 「SHIBUYA ART AWARDS 2019」入選
「アート解放区」(TENOHA 代官山/ 東京 )
2018 「忍町アートギャラリー」(牧禎舎/埼玉)
「UNKNOWN/ASIA 2018」 (ハービスHALL/大阪) 曽根 裕賞 受賞
2017 二人展「Receipt × Robot」 (笹塚ネバーエンディングランド/東京)
「SICF18」(青山スパイラル/東京)
2016 個展【Madonna】~ 聖なる母槽~(DesignFestaGallery原宿/東京)
二人展「空気の顔」 (DesignFestaGallery原宿/東京)
グループ展「間展」(DesignFestaGallery原宿/東京)
「〇展」(東京藝術大学アートスペース/東京)
LivePaint
2019 「六本木アートナイト2019」 ( 六本木ヒルズウエストウォーク2F/東京)
上大岡・京急百貨店 (上大岡・京急百貨店6F/神奈川)
2018 「真夏のデザインフェスタ2018」 (東京ビックサイト/東京)
「ユトリエ」 (博多阪急/福岡)
横浜髙島屋 (髙島屋6階Aエスカレーター前/神奈川)
2017 「デザインフェスタvol.45」(東京ビックサイト/東京)
「OSAKAアート&てづくりバザール」 (ATCホール/東京)
「エコフェスせたがや2017」(二子玉川ライズ ガレリア/東京)
2016 「學展2016」 (東京ビックサイト/東京)
Other
2019 「片道列車」メインヴィジュアル、他 (音楽ユニット「かなわない恋」)
2016 事務局壁画(DesignFestaGallery原宿/東京)
「さくら亭」壁画(DesignFestaGallery原宿/東京)
2011 「てら旨」 壁画、ロゴ制作(東京)
Media
2020 「凄技クラフトマン」
「FA-magazinevo.57」
読売テレビ「もったいないオバケちゃん」
日本テレビ「ヒルナンデス!」
日本テレビ「スゴ動画超人GP」
2019 日本テレビ「ヒルナンデス!」
日本テレビ「世界まる見え!世界特捜部」
2018 日本テレビ「nextクリエイターズ」#19
熊谷経済新聞 インタビュー
NHK Eテレ「Rの法則」
BS11「日本創造紀行 和ーティスト」
日本テレビ 「ぶらり途中下車の旅」
LINE LIVE「LINEトリビア」
朝日新聞横浜版
神奈川新聞
博多読売新聞
日本テレビ「ヒルナンデス!」
2017 NHK Eテレ「シャキーン!」
「Japan Times」インタビュー
テレビ朝日「デザイン・コード」#165
「WORLD ARTIST」2017.3.2
「TSUNAGUvol.34」インタビュー
Shop
2018年
「ViableKids.」(DESIGN FESTA GALLERY /東京)
VIKI公式オンラインショップ開設
他、バンド、舞台等のロゴ、フライヤー、CDジャケットデザインetc.
その他、ファッションショー、音楽イベント多数出演
アーティストステイトメント
僕は熱しやすく冷めやすい生き方をしてきた。言ってみれば器用貧乏として生きてきたのかもしれない。おとなしくて、笑わなくて、紙とペンをいつも持ち歩いている子供だった。父子家庭で育った幼少期、コンビニ弁当生活が続いた。母親代わりの祖母が入院した時だった。値段と日替わり弁当と書かれた感熱紙のラベルは、油汚れのついた電子レンジで温めると、小さなラベルの世界がじんわりと飲み込まれるように黒くにじんでいく。僕は油に放り込まれたような時間を体感し、消費されていく感覚を持ち始めた。もう二度と戻らないというリアリティがつきまとい、生死と時間が定められた速度で前に進んでいる。誰にでも平等に与えられる 24 時間を意識せざるを得なかった。それから僕は、コンビニ弁当を買っては電子レンジで温める度に、じっとラベルの世界が染まっていく時間を見届けることが日課になった。後に僕の中にある身動きができないような静かな熱を、そのまま表してくれる感熱紙が感情のキャンバスとなった。そして紙とペンを持ち歩いていた僕の手には、いつしかレシートだけになっていた。爪先がペンの代わりとなり、掻きむしるように摩擦熱となって、他者の時間が刻まれたレシートにも施されていった。とはいえ、時間は僕を構成するエレメントであるにも関わらず、僕は未だに時間を理解できない。あるいはそもそもその気がないのかもしれない。しかし、他者は僕が知りえない時間を容赦なく与えてくる。他者と僕の時間の摩擦を感じるとることで、はじめて時間を理解できるのではないかと考えている。それが僕のパフォーマンスであり、僕の生と熱が生き続ける証として実体化するのである。
熱はいつかきっと冷めてしまうかもしれない。熱が色褪せて、記憶や記録として残していたものの輝きを失ったとしても、僕は褪せてしまった時間は美しいと思う。そしてまた新たな時間として見つめ直さなければならない。