2025/3/15/ - 3/21個展「刻を呑む」東京 個展
本展では、代表シリーズ[mirrorge]の新作を含む約10点の作品を展示します。本展の作品は、消費の記録であるレシート、熟成を象徴するワイン、そして自然と社会が繰り返す循環をテーマに、私たちの日常に潜む消費と時間の関係性を探ります。過ぎ去る時間がただの消耗として失われるのではなく、どのように記憶を刻み、未来へと繋がる循環を生み出していくのか。消費社会の加速や気候変動という背景の中で、個人の行動が未来にどのような記憶や循環を生み出すのかを私たちに問いかけます。
VIKI個展「刻を呑む」
会期:2025年3月15日(土) - 3月21日(金)
時間:13:00-19:00 (最終日17:00まで) レセプションパーティ:3月15日(土)17:00~19:00
場所:ギャラリー自由が丘
住所:〒158-0083
東京都世田谷区奥沢5-41-2 アトラス自由が丘ビル1F


【ステイトメント】
日々の何気ない行動は、様々なものを消費し、気づけば手元に何も残らず、過ぎ去る時間もただ薄れていくように感じるかもしれません。しかし、本当に“何も残らない”のでしょうか?私たちが繰り返す小さな選択や行動も、時間を経ることで価値ある記憶へと変わる可能性を秘めています。同時に、ほんの些細な行為が、未来に大きな影響をもたらすこともある。それはワインが熟成して深い味わいを生みだす過程のように、多くの時間が生み出した結果です。アートの価値もまた、そうした時間の積み重ねの中で形づくられていくものだと、僕は考えます。私たちは何を浪費し、何を消費し、そして何を昇華しているのか。その選択のすべてが、未来を紡ぐために、すでに熟成を始めているのです。
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